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熊本大学拠点形成研究A主催 平成26年度第2回講演会

2014/05/15

熊本大学拠点形成研究A主催 平成26年度第2回講演会 「がん早期発見・個別化医療のためのバイオマーカー開発と実用化」 国立がん研究センター研究所 創薬臨床研究分野 ユニット長 本田 一文 博士 <講演要旨> がんは多彩な疾患で、同一臓器、同一進行病期であっても、個々の症例によって臨床経過は大きく異なります。がんの個性に立脚した最適な治療戦略の選択が、治療の成否に深くかかわります。がん治療の標準化が進められ、治療戦略の決定にコンパニオン診断の利用を推奨するガイドラインも増えてきました。本田先生は、がんの個別化医療と早期発見のバイオマーカー開発と実用化を目的に、臨床検体を使ったオミクス解析にこだわり研究を続けています。本講演会では、本田先生の最新の研究成果を紹介していただきました。